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【Report】Yoga Tapasya Yatraヨーガ修行の旅

インドには昔から神々の住むところ「デーヴァ・ブーミ」と言われている地域があります。

Here in India, there is a place called Deva Bhoomi.

ウッタラカンド州です(リシケシやハリドワールも含む)。

神々の残した軌跡が今もまだ見て触れることができます。

毎年、この時期にはヨーガ修行にウッタラカンド州へ行きますが、

今年は気合を入れて巡礼の旅をしてきました。

ここでいう修行(タパス)というのは、アーサナというよりは、瞑想と精神修行を指します。ヒマラヤは何千年も前から今なお修行の場を与えてくれています。

まずは、旅路そのものが大変で、飛行機、車、ヘリコプターなどいろんな移動手段を使って10日移動し続けてました。車で走ったのは往復1000キロ近い山道です。

①バドリナート

バドリナートは、ビシュヌ神が1000年タパス(修行)を積んだ場所です。

ビシュヌ神とはインドの三大神様のうち、宇宙の維持者です。

その1000年のタパスを見守ったのが、妻のラクシュミの化身バドリ(木)です。

雪や嵐から瞑想修行をするヴィシュヌ神を守りました。

年に限られた期間しかアクセスの出来ない山奥です。

5月に入らなければ雪は溶けず、6月半ばからはモンスーンで道が悪くなり山道を車で走るのは危険です。

バドリナートテンプルは、維持のエネルギーで、明るく活気のあるお寺でした。

修行僧・サドゥーも巡礼者もビシュヌ神のブレッシングを得るために行列を作っています。

数日間滞在したので、日課としては、朝4時にお寺へ行き、まずはシヴァとパルヴァティが浸かったという温泉(Tap Kund)に入ってから(極寒なのでなんとも心地よい)、お寺でサドゥーや修行者たちと瞑想をします。

すぐ側にはアラクナンダという川がごうごうと流れています。

今回は川での沐浴はしませんでしたが、足だけでもかなり冷たい雪解け水を感じてきました。

わたしはとにかく川が好きです。

バドリナートは、他にもヨーガ実践者には馴染みのある歴史的な場所があります。

ガネーシャ・グーファとヴィヤーサ・グーファ

グーファとは洞窟で、ヴィヤーサはマハーバーラタ(バガヴッド・ギーター含む)の著者で、この洞窟でまとめ、それを隣の洞窟でガネーシャが文字に書き起こしたと言われています。

ガネーシャとヴィヤーサの会話も聖典に記録されています。

(下記はヴィヤーサがガネーシャに書き起こしの依頼をしている内容。テージ師匠の訳によると、依頼を受けたガネーシャは、やってもいいけど、一つ条件付き:一度書き出したら止めたくないので、一気に進めて欲しいとのこと。ガネーシャは愛らしいです。)

ヴィヤーサの洞窟はこの中です。中に入るとものすごく古いのがわかります。

サラスワティ川

インドの三大川は、ガンジス川とヤムナ川とサラスワティ川です。

私がどこかで聞いたのはサラスワティ川はもう枯れてしまったということだったのですが、実は違いました。

サラスワティ川はあまりにも激しく流れているために、ヴィヤーサがマハーバーラタを書くのに集中できないと言って、川をほんの200mまでに短くしてしまい、あとは地下を流れるように呪いをかけたそうです。

その200mがこのバドリナートにあります。

その後、川は地下を通り、アラハバードでまた地上に出てきて他の川と合流します。

さてバドリナートは北の四大聖地の一つですが、その他の三つはガンコートリ(ガンジス川の源)、ヤムノートリ(ヤムナ川)、ケダルナート(シヴァ神)です。

今回の旅ではバドリナートのみ訪れる予定でしたが、あることがきっかけで、ケダルナートに行かなければならないという雰囲気になり、最終日に弾丸で行って来ました。

②ケダルナート

人生初のヘリコプターは、飛行機より快適でした。パイロットの助手席に乗れたので足元から目の前まで景色は素晴らしく、鳥になったかのように悠々と山々を眺められました。

到着したら、バドリナートとは打って変わり、北の果てへ来たかのように薄暗くて極寒、明らかにシヴァ神の荘厳なエネルギーを感じました。

シヴァ神は破壊、ネガティヴなものを打ち砕く力強いエネルギーです。重厚なマントラが鳴り響く中、寒さをこらえて、参道を裸足で歩きます。

「ハラハラマハデーヴ!」とシヴァの名前を叫ぶ巡礼者、お寺の前に静かに座り達観するサドゥーたち。

ハタヨーガにはブラフマランドラという、頭頂の結び目の話が出てきます。

チャクラを通って最後にこの結び目を通過することができれば、サハスラーラ・チャクラへ到達します。

ブラフマランドラに相当する地球上の位置がまさにこの場所です。通りでパワフルです。有名な五つの川がここで合流します。

お寺の方までくると、後ろには雪山、太陽光も差し込み、なんとも美しい風景でした。

ここに来れたことは本当に貴重で、私個人にとってはある事情によってすごく辛く、またその分大きな喜びになった、ということはまたしばらく後でお伝えしたいと思います。

このような旅の目的はダルシャンを得るということです。英語ではReceive Darshanと言います。ダルシャンとは、私の理解している限り、神の面前で祝福されることです。厳しい旅路を乗り越えてそういう場所に出向いていくことそのものに意味があり、一生において大きな宝物になります。

リシケシやハリドワールはデーヴァブーミの入り口です。奥に入っていくと、神秘的なことを目にしたりすることもよくあります。ここに書ききれない旅の話はまたクラスやTTのレクチャーでシェアしていきたいと思います。

総じて、インドの旅は簡単ではないのですが、ヒマラヤは本当に良いですよ〜!

クラスのお休みをいただき、ありがとうございました。

 

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